亜種

あしゅ

別表記 subsp. ssp. subspecies

種の下位、変種の上位にある分類階級。主に地理的に隔たった集団に用い、学名では種小名のあとにsubsp.またはssp.を添えて表す。

詳しい解説

亜種(あしゅ)は、種の下位で変種の上位にある分類階級。学名では種小名のあとに subsp.(ssp. とも略す)を挟み、亜種名を続ける三語で書く。この階級を示す語は斜体にしない。同じ種のうち、主に地理的に隔てられた集団に対して用いられる。

本ガイドの植物では、アガベなどで亜種が記載されている。地理的な障壁で隔てられた集団が、形態にまとまった違いを保っている場合に、種の中をさらに細かく区分するために使われる。

略号の subsp. と ssp. はどちらも正式で、文献によって使い分けが揺れる。なお人が選抜・維持する園芸品種とは異なり、亜種は自然界に生じた集団を指す分類学上の階級である点を押さえておきたい。