苞葉

ほうよう

別表記 ブラクト bract

苞葉とは、花や花序の基部につく、変形・特殊化した葉である。普通の葉と色や形が異なり、つぼみの保護や送粉者を引き寄せる役割を持つことがある。

詳しい解説

苞葉(ほうよう、苞とも)は、花や花序、毬果の鱗片などに付随する変形した葉。普通の葉とは色・形・大きさが異なり、多くは花や花序の基部に位置する。英語ではbractと呼ばれる。

本ガイドではアガベやユッカの花茎(花序)の構造を説明する際に登場する。花軸に沿って苞葉が分布し、つぼみを保護する。ポインセチアの赤い「花弁」が実は苞葉なのは、よく知られた例である。

苞葉は葉の変形であり、花弁や萼が一体化した花被片とは別物である。アガベの花の6枚の花被片は、苞葉ではない。種によって苞葉の目立ち方は異なるため、一律には捉えないようにしたい。