球根

きゅうこん

別表記 bulb geophyte

地下に養分をたくわえた貯蔵器官をまとめて呼ぶ園芸用語。鱗茎・球茎・塊茎・塊根・根茎という由来の異なる器官の総称にあたる。

詳しい解説

球根(きゅうこん)は、多年草が生育に不向きな季節を乗り切るため、地下に養分をたくわえた器官をまとめて指す園芸用語。植物学上の単一の器官名ではなく、複数の器官をひとくくりにした総称である。

球根には、鱗茎(チューリップ)・球茎(グラジオラス)・塊茎(ジャガイモ)・塊根(ダリア)・根茎(ショウガ)の五種が含まれる。由来も繁殖のしかたも、それぞれ大きく異なる。

本ガイドの主役である塊根(コーデックス)も、広義には球根に数えられる器官である。英語のbulbは本来そのうち鱗茎を指す語で、日本語の「球根」より狭い。両者の対応にはずれがある点に注意したい。