果実
かじつ
別表記
fruit
被子植物の花が受粉・受精した後、子房などが発達して種子を包み込んだ構造。多肉では乾いた蒴果や袋果も果実に含まれる。
詳しい解説
果実(かじつ)は、被子植物の花が受粉・受精したのち、子房やその付属組織が発達してできた、種子を包んで保護・散布する構造。英語ではfruit。果肉をもつ液果と、乾いた乾果に大きく分かれる。
本ガイドの対象では、アロエやリトープスは乾いて裂ける蒴果、アデニウムは袋果、サボテン類は多肉質の液果をつける。乾燥地の植物は乾果が多く、風や雨で種子を散らす戦略をとるものが目立つ。
食用の「果物」より広い概念で、トゲのある実や乾いた蒴果も植物学では果実に含まれる。果実は種子を包む構造、種子は胚珠が育ったものと区別する。裸子植物のウェルウィッチアは真の果実をつくらない。