原産地
げんさんち
別表記
原産
native range
原産地とは、ある植物が自然状態でもともと分布してきた地理的範囲である。国や大陸など広い単位で示し、実際の生育環境を指す自生地とは区別される。
詳しい解説
原産地(げんさんち)とは、ある植物種が人為的な持ち込みなしに、自然の状態でもともと分布・進化してきた地理的範囲。国や地域、大陸といった広い単位でとらえるマクロな概念で、native range にあたる。
本ガイドの対象では、アガベはメキシコから米南西部、パキポディウムはマダガスカルと南部アフリカ、リトープスは南アフリカからナミビアが原産地にあたる。どの国・地域に分布するかを示すのが原産地の役割である。
原産地と自生地は階層が異なり、混同しやすい。原産地が「どの地域か」を示すのに対し、自生地は岩場や礫地といった実際の生育環境を指す。栽培の手がかりには、両方の情報を合わせて読み解くとよい。