変種
へんしゅ
別表記
var.
variety
亜種の下位、品種の上位にある分類階級。種の分布域に散発的に現れる自然の変異を指し、学名では種小名のあとにvar.を添えて表す。
詳しい解説
変種(へんしゅ)は、亜種の下位、品種(forma)の上位にある分類階級。学名では種小名のあとに var. を挟んで変種名を続け、この var. は斜体にしない。地理的な隔離を基本とする亜種に対し、変種は種の分布域内に散発的に現れる自然の変異を指すことが多い。
本ガイドの植物では、アガベやリトープス、サボテン類で多くの変種が記載されている。形や色のまとまった違いが世代を超えて安定して受け継がれる場合に区分される。
変種(var.)と園芸品種(cv.)は準拠する規約が異なる別の概念である。var. は自然に生じた変異を指す分類階級で、人が選抜・維持する園芸品種とは混同しないこと。変種は将来の研究で亜種や種へ格上げされることもある。