同位体解析
どういたいかいせき
別表記
安定同位体分析
炭素同位体分析
δ¹³C
stable isotope analysis
同位体解析とは、植物などに含まれる安定同位体の比率を測り、光合成の型や水利用効率を推定する手法である。炭素のδ¹³C値から、C3型・C4型・CAM型を見分けられる。
詳しい解説
同位体解析(どういたいかいせき)は、自然物に含まれる安定同位体の比率を測定し、生物の光合成型や水利用効率、生育環境などを推定する手法。炭素では¹²Cと¹³Cの比をδ¹³Cという値で表す。
本ガイドでは、植物がどんな光合成をしているかを確かめる手法として登場する。δ¹³CはC3型でより負の値、C4型で高い値、CAM型はその中間を示し、ウェルウィッチアがC3か否かの判断にも使われた。
同じ炭素の同位体を扱う炭素年代測定とは、目的がまったく異なる。年代測定は放射性の¹⁴Cで「年代」を、同位体解析は安定同位体のδ¹³Cで「光合成型」を調べるもので、両者を混同しないことが大切である。