岩場
いわば
別表記
岩盤地
rocky outcrop
岩場とは、岩石が露出して土壌がごく薄い地形である。排水性が極めて高く保水も養分も乏しい厳しい環境で、多肉植物やサボテンの代表的な自生地になる。
詳しい解説
岩場(いわば)とは、岩盤や岩塊が露出し、土壌が極めて薄いか、岩の裂け目や窪みにわずかな砂礫と有機物がたまる地形。水が滞らず排水性が極めて高い一方、保水も養分も乏しい厳しい環境である。
本ガイドの対象では、パキポディウムの多くが花崗岩や石灰岩などの岩場に生育し、アガベは石灰岩質の岩礫斜面、アストロフィツムは石灰岩質の土壌を好む。岩の輻射熱で日中は高温になりやすい。
岩場は岩盤の露出を指し、砂礫が積もった礫地とは区別される(両者が重なる場所も多い)。なお岩場生育イコール乾燥に強いと単純化はできず、自生地の年間降水量は種によって大きく異なる点に注意したい。