乾季

かんき

別表記 乾期 dry season

乾季とは、一年のうち降水が著しく少ない季節である。原産地の植物は乾季に休眠して耐えるが、日本の栽培で休眠を促す主因は低温で、原産地の乾季とは別物として扱う。

詳しい解説

乾季(かんき、乾期とも)とは、一年のうちで雨が著しく少ない時期。雨季の対語で、その地域に毎年ほぼ同じ季節に現れる。降水量の厳密な基準はなく、地域の気候パターンによって判断される。

本ガイドの対象では、夏雨地域のアガベやパキポディウムは冬の乾季に休み、冬雨地域のリトープスは夏の乾季に休む。雨季に水を蓄えて育ち、乾季に生長を止めるリズムが、生育型の根拠になっている。

注意したいのは、原産地の乾季と日本の冬は別物という点。日本の栽培で休眠を促す主因は低温であり、しかも日本の冬は低温に高湿が重なって過酷になる。原産地が乾いた冬でも、同じ感覚では管理できない。