木質化

もくしつか

別表記 木化 lignification

茎や幹の細胞壁にリグニンがたまり、年とともに硬く木のようになる現象。パキポディウムやアデニウムの幹で進む健全な老化。

詳しい解説

木質化(もくしつか)は、茎や幹の細胞壁にリグニンという物質がたまり、組織が硬く木のようになる現象。木化ともいい、形成層の働きによる二次成長の産物で、英語ではlignificationという。

本ガイドの対象では、パキポディウムやアデニウムの幹(コーデックス)が成熟とともに木質化し、外皮が硬い樹皮状になる。ユッカの基部も木質化する。実生株でも数年たつと株元が次第に固まり、「木質化してきた」と表現される。

木質化は病気ではなく健全な老化現象である。根腐れや菌害で内部が軟化している部分を、木質化による硬化と取り違えないこと。なお、サボテン基部が褐色になるコルク化は別のしくみだが、いずれも「硬くなる現象」として語られることが多い。