気孔

きこう

別表記 stoma stomata

葉の表皮にある小さな開口部で、一対の孔辺細胞が開閉を調節する。CO2の取り込みと、水蒸気を逃がす蒸散の出入り口になる。

詳しい解説

気孔(きこう)は、葉や茎の表皮にある微小な開口部。一対の孔辺細胞にはさまれ、その細胞がふくらんだり縮んだりして孔を開閉する。英語ではstoma(複数stomata)。光合成のCO2や蒸散の水蒸気が通る。

本ガイドではCAM型の説明と直結する。多くの植物が昼に気孔を開くのに対し、CAM型のアロエやサボテン、アガベは昼の高温時に気孔を閉じ、夜のうちに開いてCO2を取り込み、日中の水分損失を抑える。

気孔の開閉は、光・乾燥・CO2濃度などで変わり、乾燥ストレスでは閉じる方向に働く。多肉では主に葉の裏面にあることが多く、孔の面積はわずかでも、植物が失う水蒸気の大半はここを通る。