多肉質

たにくしつ

別表記 多肉化 succulent

葉・茎・根などが厚く肉づいて水を多く蓄えた状態を表す語。「多肉植物」がカテゴリ名であるのに対し、こちらは器官の性質を示す形容詞的に使う。

詳しい解説

多肉質(たにくしつ)は、葉・茎・根などの器官が厚く肉づき、内部に多くの水分を蓄えた状態を表す語。組織の大半が水を含む柔組織で占められる。カテゴリ名である「多肉植物」に対し、多肉質は器官の性質を示す形容詞的に使われる。

本ガイドでも「多肉質の葉が重なるロゼット」「多肉質に肥大した幹」のように、姿や器官を描写する言葉として頻出する。葉が肥大すれば葉多肉質、茎ならば茎多肉質、根ならば根多肉質と呼び分けられる。

注意したいのは、多肉質と多肉植物は同じではない点。多肉質はあくまで器官や組織の状態を指す語で、多肉植物に分類されない植物でも、根や茎の一部が多肉質に肥大することがある。塊根やパキカウルとも深く関わる概念である。