凍結

とうけつ

別表記 氷結 freezing

凍結とは、水が0℃以下で氷に変わることである。植物では組織内の水分が凍ることを指し、氷の結晶が細胞を物理的に壊すため、多くの多肉植物にとって凍害は致命傷になりやすい。

詳しい解説

凍結(とうけつ)とは、水が0℃以下で固体の氷に変わること。植物では組織内の水分が凍る現象を指す。水分を多く含む多肉植物は凍結が起きやすく、凍害への感受性が高いという弱点を抱えている。

本ガイドの対象では、組織内に氷の結晶ができる細胞内凍結が起きると、結晶が細胞膜や細胞小器官を物理的に破壊して細胞が死ぬ。凍った組織は解凍後に軟化・黒変して腐るため、原則として凍らせないのが大前提になる。

対策の鍵は、秋から水を絞って細胞液を濃くし、凍結点を下げて凍る水を減らすこと。これは断水管理の科学的な裏づけでもある。表面に付く霜とは異なり、凍結は組織内部が凍る点で、被害がより深刻になりやすい。