今までにいろいろとこちらで種子を購入して試しましたが、明らかに、嫌光性であることを感じたのはこの種子でした。
写真のものは、10月末ごろに半分の10個程度を蒔いて、
ちょっと光を当ててみたり、あったかいところや寒いところにおいても、まったく反応しませんでした。
そこで、あきらめて少し土に埋めてとりあえず水は切らさないように腰水にして、
おそらく10℃から20℃くらいの部屋の光の当たりにくいローテーブルの下に放置しておきました。(嫌光性という情報があったので)
すると、およそ2か月くらい経過したとき、ヒョロヒョロと数個の発芽を確認しました。
写真の物は、翌年2月の状態です。一番成長の良いものは、1㎝くらいの塊根が見えます。
種まきは、2回に分けておこない1回目の発芽を確認した年末ごろに再度残り半分を種まきました。
その時は、1日水に浸け、その後浅めに土に埋めて腰水で、
1回目の発芽を確認した時と同じように光の当たりにくい10℃から20℃程度の部屋に置いておきました。
すると、1月末ごろになって発芽を確認でき、2月には文中写真の状態です。
1回目は8個、2回目は9個の発芽を確認でき、20数個の種をいただいたので、
8割程度の発芽率という状況でした。
冬型の植物の発芽は、特にいろいろと環境づくりが大事そうですね。