バナナパッションフルーツ
Banana Passionfruit
パッシフローラ モリッシマ
学名: Passiflora mollissima
トケイソウ科パッションフルーツの一種
長さ7〜10cmほどの甘酸っぱい実をつけます。
南アメリカ、アンデス原産
当方の環境で播種後10日目の発根が確認できました。
★パッシフローラ モリッシマ(Passiflora mollissima)の特徴:
- 原産地:ベネズエラ、コロンビア、ペルー、ボリビア
- 成長した株の特徴:優美な蔓性植物で、しなやかで力強い茎を伸ばします。葉は長さ12cm、幅15cmの三裂葉で、切れ込みが浅く、縁には細かい鋸歯が整然と並びます。葉の表面には短い毛が密生し、先端は尖った形状をしています。葉柄には4~6対の非対称な腺が見られます。そして何よりも目を奪われるのはその花です。最大8cmにもなる筒状の萼と、直径9~10cmの華やかな花冠は、美しいピンク色の鉤状の萼片と花弁で構成され、上品な雰囲気を醸し出しています。やや閉じ気味の花弁は、奥ゆかしさを漂わせます。紫色の小さな副花冠には、ピンク色のこぶがあり、さらに奥から長く伸びた白い雄蕊群が、濃い黄色の花粉をつけた葯を輝かせます。食用として知られる果実だけでなく、大きく華やかな花も観賞価値が高く、まさに宝石のような植物です。熟すと黄色くなる細長い果実(長さ10cm×直径3.5cm)をつけ、花は「バナナパッションフラワー(The Banana Passion Flower)」の愛称で親しまれ、商業的な栽培も盛んです。
- 育成の際の注意点:高温多湿の環境を苦手とします。風通しの良い涼しい場所で育てましょう。耐寒性はある程度ありますが(最低気温2℃、適温5℃)、沖縄などの温暖な地域を除き、鉢植えでの管理がおすすめです。冬期は、枝を適度に切り戻し、室内での管理するのが望ましいです。
- 育成のコツ:日当たりの良い場所を好みます。水はけの良い、やや砂質の用土に植え付けましょう。鉢植えで手軽に栽培できますが、開花までには数年を要す可能性があります。生育期である春先と、開花後の追肥がおすすめです。
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