★アリオカルプス ヒントニー 亀甲牡丹(Ariocarpus fissuratus var. hintonii)の特徴:
- 原産地:メキシコ
- 成長した株の特徴:単生でロゼット状に成長する、希少で美しいサボテンです。三角形で粗く、濃い緑色のイボ状突起が特徴的で、まるで亀の甲羅のような独特の模様を形成します。直径は最大6cm、地上部はわずか1.5cmほどと、非常に低く地面に張り付くように生育します。突起は平らで三角形、暗緑色で最大20mm、中央には綿毛のある溝があり、左右には2本のより小さい無毛で非常に明確な完全にまっすぐな側溝が走ります。成熟すると、中央に裂け目が現れます。8月から10月にかけて、ピンクがかったマゼンタ色の美しい花を咲かせ、その直径は4cmにも達します。果実は淡紅色で20×5mm、種子は黒く、イボ状です。
- 簡単な育成方法:水はけが良く、ミネラル分を豊富に含んだ用土(パーライトや軽石を混ぜたものがおすすめ)を使用します。素焼き鉢は通気性が良く乾燥しやすいので最適です。根茎と根が形成する紡錘形の塊を収容できる、深い鉢を用意しましょう。生育期(春~夏)は、土が乾いたらたっぷりと水やりをしますが、やりすぎに注意し、根腐れを防ぎます。10月以降は気温が下がり始めたら徐々に水やりを控え、冬期(5~15℃)は完全に断水し、乾燥した状態を保ちます。日当たりは、直射日光を避け、半日陰または明るい日陰で管理するのがおすすめです。害虫(カイガラムシなど)の発生にも注意し、定期的な観察と適切な対処を行いましょう。

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