★オトンナ カルノーサ(Othonna carnosa)の特徴:
- 原産地:
- 成長した株の姿:
- オトンナ カルノーサは、円筒形の灰緑色の葉が特徴的な、生命力あふれる常緑の多肉植物です。地面を覆うように急速に広がり、その成長の速さも魅力の一つです。高さ約10cmのグランドカバーとして、あるいは10~30cmほどの低木状に育ち、短く伸びる枝は直立したり、しなやかに這うように広がったりと、様々な表情を見せてくれます。肉厚でぷっくりとした卵形から紡錘形の葉は、触れると柔らかな感触が心地よく、見る人の心を和ませます。
- 一年を通して、まるで小さなヒナギクのような愛らしい黄色(または白色)の花を咲かせ、庭に明るい彩りを添えます。この花はミツバチをはじめとする様々な昆虫、特にヒメアカタテハの幼虫の貴重な食草となり、多くの生命を惹きつける生態系の一員としても活躍します。
- 広々とした日当たりの良いロックガーデンはもちろん、土壌の浸食を防ぐための土手や緩やかな斜面にも最適で、美しい姿と実用性を兼ね備えています。乾燥に非常に強く、手入れも簡単なため、初心者の方にもおすすめです。ただし、過湿には注意し、水はけの良い環境を心がけることで、元気に育ってくれます。霜にも比較的強く、日向から半日陰まで幅広い環境で栽培が可能です。その名は、葉の持つ柔らかな質感に由来し、ギリシャ語で「othonne(リネン、布)」を意味する言葉から名付けられました。まさにその名の通り、優しく心地よい触り心地が魅力です。
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