★フィカス レリジオーサ(Ficus religiosa)の特徴:
- 原産地:インド亜大陸とインドシナ半島
- 成長した株の特徴:高さ最大30メートル、幹の直径最大3メートルにも達する、堂々とした落葉性または半常緑性の高木です。特徴的なハート型の葉は、10~17cmの長さと8~12cmの幅を持ち、先端が長く伸びた独特の形状をしています。直径1~1.5cmほどの小さなイチジクに似た果実をつけます。仏教では、お釈迦様が悟りを開かれたとされる聖なる木「ボダイジュ」として知られ、ヒンドゥー教、仏教、シク教、ジャイナ教など、多くの宗教において神聖視されています。日本では、寒さに弱いため栽培が難しく、代用植物が「ボダイジュ」として伝わってきましたが、本種が真のボダイジュです。なお、インドにおける仏教弾圧の歴史の中で、ガジュマルがボダイジュとして偽って保護されていた経緯があり、この点が混乱を招いている一因でもあります。
- 育成の際の注意点:寒さには弱いため、冬期は室内での管理が必要です。また、過湿は根腐れの原因となるため、注意が必要です。
- 育成のコツ:水はけの良い土を好みます。生育期には、土が乾いたらたっぷりと水やりを行いましょう。耐陰性も持ち合わせていますが、日当たりの良い場所で育てると、より生育が旺盛になります。
- 別称:菩提樹(ボダイジュ)、印度菩提樹(インドボダイジュ)
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