[種子] アダンソニア(バオバブ) ディギタータ Adansonia digitata

¥450 ~ ¥22,000
商品コード: AS01 ~ AS01M
入荷時期:2024年08月
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種皮の削り加工は10個、20個の単位単価のみ承ります。

★バオバブ アダンソニア ディギタータ(Adansonia digitata)の特徴:

  • 原産地: セネガル、スーダン、エチオピア、モザンビーク
  • 成長した株の特徴: アダンソニア ディギタータは、サン=テグジュペリ著の『星の王子様』に登場する木として有名です。この木はバオバブの中でも一般的な樹種で、ずんぐりとした樹形を持ち、直径が10メートルを超える巨木に成長します。幹は柔らかく水分を多く含んでおり、数千リットルの水を蓄えることができます。さらに、幹の水分の貯蔵量によって木が大きくなったり縮んだりするという非常に珍しい特徴を持っています。また、果実や葉は食用となり、樹皮は薬用や繊維、家畜の飼料などに利用されます。

★播種について:

バオバブの種子は非常に硬く(硬実種子)そのまま播種するだけではなかなか発芽しません。

当方では以下の方法で発芽を確認しております。

次亜塩素酸(ピューラックスSの希釈液)に数時間浸漬した後、水で洗いながします。

バオバブの種子はくぼんでいる方から発芽しますので、反対側をヤスリなどで胚が出る直前まで削ります。

播種する際には傷をつけた部分に土が被らないように播種します。

 


● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。

用土の準備

バオバブ幼苗には、水はけが良く清潔な無機質用土が重要です。以下のポイントを押さえて用土を準備しましょう。

■ 用土のポイント

  • 水はけ・通気性を高めるために、赤玉土・軽石・パーライト・砂を組み合わせる。
  • 播種時には必ず「無肥料」の用土を使用する。
  • 有機質が多いとカビやコバエの発生リスクが高まるため、幼苗期は無機質主体を選ぶ。
  • 表土に赤玉土を薄くまくと、コバエ対策にもなる。

■ おすすめ配合例

  • 配合例1(シンプル&安全)
    • 軽石またはパーライト … 50%
    • 粗砂 … 25%
    • 赤玉土(小粒) … 25%
    — 排水性・通気性に優れ、pHもおおむね中性。初心者向け。
  • 配合例2(無機質系)
    • 赤玉土(細粒) … 80%
    • 鹿沼土(細粒) … 20%
    — 鹿沼土はpH4〜5の強酸性のため、全体の酸度バランスに注意。やや上級者向け。
  • 配合例3(バランス型)
    • 赤玉土(小粒) … 60%
    • 鹿沼土(小粒) … 20%
    • 軽石(小粒) … 20%
    — 鹿沼土を使う際は酸性過多にならないよう注意し、過湿防止策を併用。

■ 播種用土の注意点

  • 必ず無肥料の用土を使用し、肥料成分が入らないようにする。
  • 市販の種まき用土を使う場合は、さらにパーライトや軽石を追加して排水性を向上させる。
  • 有機質が混じるとカビ・コバエのリスクがあるため、幼苗期は無機質主体を優先する。
  • 表土に赤玉土を薄くまくと、コバエ対策に効果的。

肥料の与え方

施肥の開始時期や肥料の種類・頻度を守ることで、幼苗の健全な成長を促します。

■ 施肥開始タイミング

  • 播種用土は必ず「無肥料」。
  • 本葉が2セット以上展開、または播種後約1か月が経過し、植え替えを終えてから肥料を始める。
  • 植え替え直後は根が安定するまで肥料を与えず、2週間ほど様子を見る。

■ 適切な肥料の種類と施用方法

  • 液体肥料
    • N-P-K比10-10-10を1/4~1/2程度に希釈して使用。
    • 日本で代表的なハイポネックスなどは1000倍希釈が目安。
    • 肥料を与える前に用土をあらかじめ軽く湿らせ、根焼けを防ぐ。
    • N-P-K比10-10-8のように窒素とリン酸がやや多めのものも効果的。
  • 緩効性粒状肥料
    • 植え替え時に用土に1リットルあたり約2gを目安に混ぜ込む。
    • 幼苗期はさらに少量にとどめ、肥料焼けに注意する。
  • 有機質肥料
    • 油かすや骨粉などは肥料分が強く、室内や小鉢ではカビ・コバエのリスクがあるため使用を控える。
    • 株が安定して大きくなった成株期にのみ、有機質を検討する。

■ 施肥頻度と注意点

  • 成長期(春~夏):2~4週間に1回程度を目安に液体肥料を与える。
  • 休眠期(冬):肥料は与えず、完全に停止する。
  • 肥料は日光が当たり始める午前中に与えると、吸収が良い。
  • 苗の様子を観察し、葉色や咲き具合に異常があれば、濃度・頻度を調整する。
  • 液体肥料を与える際は、必ず用土を湿らせてから施用し、根へのダメージを回避する。

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