★ユーベルマニア ムルチコスタータ(Uebelmannia pectinifera var. multicostata)の特徴:
- 原産地:ブラジル(ミナスジェライス州)
- 成長した株の特徴:通常は単独で生育する球状、もしくはわずかに細長いサボテンです。栽培下では、高さ50~80cm、幅10~15cmほどに成長します。濃い赤緑色から赤褐色の肌は、ワックスをかけたような光沢があり、無数の小さな気孔で覆われています。20本以上の垂直な肋が際立ち、その側面には密に配置されたアレオーレが、ほぼ連続したフェルト状の線を描きます。暗褐色または灰色の太い中心棘は1~4本あり、最大1.5~2cmの長さで、美しく整列し、櫛のような印象を与えます。放射状の棘はありません。日中に開花する漏斗状の黄緑色の花は、赤みを帯びることも多く、長さ15mm、直径12mmで、強い香りはしません。開花後にできる果実は、目立たない暗赤色の球状です。
- 育成の際の注意点:最低気温10℃を確保し、霜にあたらないように注意が必要です。夏は涼しい環境を好むため、直射日光を避けましょう。冬期は寒すぎる環境は根腐れの原因となるため、水はけの良い土を使用し、水やりは控えましょう。
- 簡単な育成方法:熱帯性のサボテンであるため、暖かく湿り気のある、湿度が高い環境を好みます。そのため、夏は霧吹きが不可欠です。水はけの良いミネラル分を含む土を使用し、生育期には、定期的に水やりを行いましょう。冬は断水し、乾燥した状態を保ちます。日当たりの良い場所が適していますが、午後は日陰になるような場所が理想的です。

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