★ストロンボカクタス エスペランザエ(Strombocactus disciformis ssp. esperanzae)の魅力:
- 原産地:メキシコ
- 成長した株の特徴:
- このストロンボカクタスは、通常単独で生育する、非常に珍しい地生サボテンです。その茎は扁平または球形をしており、高さは最大3cm、直径は8cmに達します。頂部はわずかに窪み、柔らかなフェルト状の質感を持っています。色は美しい青緑色で、どこか神秘的な灰色がかった色合いを帯びています。硬質で、螺旋状に整然と配置された菱形、まるで瓦のような結節で構成されており、それぞれの結節は高さ1~1.8cm。上部は扁平でほぼ切形、下部はやや角質または竜骨状という、独特の造形美を誇ります。根は力強いカブ状に発達します。棘は4~5本が直立し、先端は濃い灰色、基部は淡い灰色で、長さは1.2~2cmほどです。そして、この植物の最大の魅力は、頂部から咲き誇る鮮やかなマゼンタ色の花でしょう。長さと幅が約3.5cmにもなるその花は、早春に開花し始め、夏の間中、惜しみなく次々と咲き続け、数日間開いたままその美しさを楽しませてくれます。
- 育成の際の注意点:
- 発芽直後の苗は非常に小さく、直径1mmに達するまでに1~2年を要します。
- 4歳以上になると比較的栽培は容易になりますが、それまでの育成には、細やかな配慮と忍耐が求められます。

● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。