★アリオカルプス マクドウェリイ(Ariocarpus kotschoubeyanus var. macdowellii)の特徴:
- 原産地: メキシコ・コアウィラ州
- 成長した株の特徴: 小型で愛らしいサボテンです。成長はとても遅く、実生から30年を経ても直径5cmに満たない個体もあります。根元は塊根性で太く、幹は柔らかく、三角形の短い葉が幹のてっぺんから生えています。刺座と呼ばれるフワフワしたものが葉の間から見えます。葉と根の形状といい、まるで何かのキャラクターのようにも見えます(ただし、野生個体は乾燥した泥の中に潜るように生えており、そのユニークな姿は見られません。この姿隠しは、ウサギなどの小動物からの食害を巧妙に避けるためのものと考えられています)。開花期は初秋で、赤みがかった花がその姿をさらに愛嬌あふれるものにします。また、変種として白い花を咲かせるアリオカルプス 姫牡丹(Ariocarpus kotschoubeyanus var. albiflorus)も存在します。
- 育成の際の注意点: 夏は少し遮光をして風通しの良い場所で管理します。寒さよりも夏の蒸し暑さに弱いので、夏季の潅水は控えめにします。冬季も同様に水やりは控えめにします。
- 簡単な育成方法: 春と秋の成長期には、土が乾いたらたっぷりと水をあげます。肥料については、成長期に微量元素が不足しない程度に薄めの液肥をやると良いでしょう。寒さには比較的強いですが、5℃以上での管理が推奨されます。
- 和名: 姫牡丹
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