★アロエ ラペストリス(Aloe rupestris)の特徴:
- 原産地: 南アフリカ、エスワティニ王国、モザンビーク
- 成長した株の特徴: アロエ ラペストリスは、成長速度が比較的速いアロエで、野生環境では高さ7.6メートル以上にもなる一本幹の木型アロエとして知られていますが、カリフォルニアで育てられる個体は少し低木状の形状を持ちます。その細長い主幹は高さ2.4メートル以上もあり、その上部には長さ約0.6メートル、幅7.6〜10.2cmの深い溝のある滑らかな緑色の葉が密に集まってロゼットを形成します。葉は外側に弧を描き、その縁には赤褐色の歯状の部分が並んでいます。晩冬(カリフォルニアのサンタバーバラでは3月初旬)には、堅固な燭台型の花序がロゼットの上部約1.2メートルほどに立ち上がり、多数(12〜15)の長さ約20.3〜25.4cmの直線状のボトルブラシ状の花が咲きます。花は鮮やかな黄色のつぼみから始まり、次いで長いオレンジ色~赤色の雄蕊が見えるように開きます。花が満開になると、それはまるでバンクシアの花のように見えます。
- 育成の際の注意点: 比較的細長い幹を持ち、特に花が咲いた時には少しトップヘビーになりがちです。そのため、成長と共に支柱を使って支える必要があるかもしれません。自生地では、周囲に低木が密集しており、それが天然の支柱となっています。
- 簡単な育成方法: 排水性が高く、日光がたっぷり当たる場所が適しています。時折あるいは定期的に水をやりましょう。乾燥にも耐え、夏には沢山水やりしても問題ありませんが、土壌の水はけが良いことが前提です。また、大型アロエの中でも比較的寒さに強く、マイナス4℃程度まで耐えられます。
● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。