ビカクシダ キッチャクード
Platycerium kitshakood
ℹ️ 基本情報
| 科名 |
Polypodiaceae |
| 形態 |
シダ |
| 最終サイズ |
株の充実で幅60-100cm前後、良環境ではそれ以上 |
| 成長タイプ |
常緑 |
| 生育期 |
通年 |
🌍 原産地・環境
| 原産地 |
タイ |
| 自生環境 |
湿潤な熱帯の着生環境、樹上 |
| 耐寒性 |
USDA 10b〜12、低温と霜に弱い |
🍃 特徴
| 塊根・幹 |
塊根はなく、板状の着生基部を覆う胞子葉(貯水葉)を形成する |
| 葉 |
貯水葉は厚く立ち上がり、Ridleyi由来の巣状・深い凹凸が出やすい。胞子葉は長く垂れ、Coronarium由来の優雅な下垂性を示す |
| 学名の由来 |
kitshakoodiense=タイのKhao Khitchakut(Kitshakood)にちなむ地名由来、'Mt. Kitshakood'=同地名の山名に由来 |
🌱 育成・管理
| 日照 |
明るい日陰〜遮光下の強光 |
| 水やり |
生育中は水苔や着生材が乾き切る前にたっぷり。風通しを確保し、停滞水は避ける |
| 育成の注意点 |
高温多湿と通風を好む。蒸れと低温に弱く、冬は保温が必要。根を常時過湿にせず、着生材は通気性の高いものを使う。強光には比較的耐えるが、急な直射は葉焼けの原因になる |
| 発芽難易度 |
★★★★ やや難しい |
| 初心者向け |
△ 普通 |
🌰 種子情報
| 形状 |
粉状の極小胞子 |
| サイズ |
極小 |
| 特徴 |
褐色〜黄褐色の微細胞子。覆土不要で、清潔な環境管理が重要 |
| 発芽適温 |
22-28℃ |
| 発芽日数 |
30-90日 |
| 実生の特徴 |
発芽後は薄い緑色の前葉体を形成し、その後ごく小型の1枚葉を順次展開する |
| 播種のコツ |
胞子は非常に細かいため、無菌に近い清潔な播種環境を整える。透明容器に細粒の水苔、ピート主体の清潔な用土、または寒天培地を浅く入れ、十分に湿らせてから表面へ均一にまく。胞子は光発芽性のため覆土しない。播種後はフタやラップで密閉し、高湿度を維持しつつ明るい日陰で管理する。直射日光は避け、用土表面を乾かさない。カビや藻の発生を防ぐため、資材は事前に熱湯消毒または殺菌処理するとよい。前葉体が広がったら過密部を間引き、幼苗が数枚葉になった段階で、細かい水苔や清潔な着生材へごく丁寧に移植する。移植後もしばらくは高湿度を保ち、徐々に通風と光量を増やして順化させる |
| 播種時期 |
春〜初夏(温度管理およびLED等の育成設備があれば年中可能) |
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