ディオーン エデューレ
Dioon edule
2~3cm程度の大きさの種子です。種皮に水シミやよごれ、取りきれていない果肉が残っている場合があります。
★ディオーン エデューレ(Dioon edule)の特徴：
成長速度がゆっくりとしたディオーン エデューレ（Dioon edule）、別名チェストナット ディオーン（Chestnut Dioon）は、洗練されたヤシのような姿を持つ常緑性のソテツ類です。その大きく硬質でまっすぐに伸びる青緑色の羽状葉は、短くて強靭な幹から生え、長さは約90〜180cmに達します。また、120〜160個に分かれる狭い葉片は、それぞれ先端が鋭くとがっています。この植物は雌雄異株で、雄の株と雌の株は別々に存在します。特徴的な錐果(数多くの実がびっしりとついた、トウモロコシのような形状のもの)は雄と雌の株で交互の年に現れ、雄の花粉錐果は淡褐色で、直径は最大で40cmに達します。一方、雌の種子錐果はより卵形で、柔らかく毛深い淡灰色で、最大直径はおおよそ35cmです。これらの種子錐果はパイナップルに似ており、非常に装飾的で、200個以上の食用の種を含むことができます。ディオーン エデューレは乾燥と塩分に耐え、さらにソテツ類の中でも最も耐寒性が強いとされ、最低気温-5℃まで耐えることができます。寿命は数百年にも及び、その豊かな葉が熱帯的な雰囲気を演出することから、あまり手間をかけられない庭に最適で、育てやすい選択肢と言えます。一株としても、群植や鉢植えとしても鮮やかに映えます（ただし、鉢植えの場合、種子をつけることは少ないです）。
★原産地：メキシコ
● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。
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