フォッケア ムルチフローラ
Fockea multiflora
- 原産地: アフリカ南東部(ケニア、ボツワナ、ジンバブエ等)
- 成長した株の特徴:フォッケア ムルチフローラ(Fockea multiflora)は紡錘形の塊根を持つガガイモ科の植物で、大きな個体になると塊根の直径は50cmにまで成長します。塊根の頂点から太い枝を出し、そこからツルを伸ばします。自生地の大きな株は他の樹木に絡みつきながらツルを伸ばし、その長さは15mほどにまで達します。灰色がかった緑色をした、楕円形から長方形の大きな葉を展開します。
- 育成の際の注意点: 一年を通して直射日光のあたる場所で管理します。日光が不足するとツルや葉が徒長してしまい、だらしない姿になってしまいます。また、腐敗しやすくもなりますので、硬く締まった株に育てるためにも日当たりには注意しましょう。冬は暖かいところで管理し、休眠中もなるべく日光にあて、日中に鉢内と植物自体の温度を上げると耐寒性も増します。
- 簡単な育成方法: 成長期の夏に薄めた液肥を与えます。用土によく醗酵した有機質肥料や、マグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いです。秋に入り、涼しくなってきたら徐々に水やりの回数と量を減らし、葉が落ち始めた頃から春まで完全に断水します。春になり芽吹きだした際は、いきなり沢山水やりせず、少しづつ水やりの回数と量を増やしていきます。
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