★アデニウム オベスム(Adenium obesum)の特徴:
- 原産地：アラビア半島、モーリタニア、セネガル、スーダン等
- 成長した株の特徴：キョウチクトウ科の塊根植物でアデニウム属の代表種であるアデニウム オベスムは、壷やボトルのように膨らんだ巨大な塊根が見事な特徴として挙げられます。また、"砂漠のバラ"とも称される美しい花を咲かせるため、コーデックス愛好家だけでなく、華やかさに魅せられる多くの人々からも高く評価されています。
- 育成の際の注意点：アデニウムの栽培では、日光と風通しはとても重要な要素です。日光が不足すると幹や枝が徒長し、風通しの悪い場所ではカイガラムシ等の害虫や病気が発生しやすくなります。また、冬の休眠期間中もある程度の気温と光が必要です。
- 簡単な育成方法：新芽の展開が始まった春から初秋にかけては用土が完全に乾燥する前にたっぷりと水やりします。夏には日光のよく当たる屋外で雨ざらしにし、秋には水やりを控えめにします。冬は暖かいところで管理し、葉が落ちたらほぼ断水気味に管理します。肥料は成長期の夏に薄めた液肥を与えます。
★アデニウム播種について
- 発芽適温：25～35度
- 土の準備：市販の種まき用土がベストですが、保水性が高ければ比較的どんな用土でも発芽します。
- 種の準備：種を12〜24時間、水に浸します。
- 播種：種を横向きに置き、土に軽く押し付けます。ただし、覆土する必要はありません。
- 水の管理：水切れを防ぐため、播種後1〜2ヶ月の間は土が常に湿っている状態に保ちます。腰水が便利です。
- 殺菌剤の使用（任意）：可能であれば、播種後にダコニール、ベンレート、オーソサイドなどの殺菌剤を霧吹き等でかけてください。
- 発芽と成長：種まき後、約3日で発芽が始まり、1週間経つと苗が出揃ってきます。
● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。
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