★アカシアの特徴:
マメ科アカシア属の植物は、多種多様で約600種も存在し、そのほとんどがオーストラリアを中心に熱帯や亜熱帯の南半球地域に分布しています。日本へは明治初期に渡来し、ギンヨウアカシアやフサアカシア(別名ミモザ)が、美しい枝ぶりで知られる庭木や切り枝として親しまれています。また、自然農法の提唱者として知られる福岡正信氏が、緑肥としてアカシアを活用していたことでも名高いです。観賞用途だけでなく、農業分野や接着剤の原料としても重宝され、その使い道は多岐にわたります。
★アカシア ポダリリフォリア(Acacia podalyriifolia)の特徴:
オーストラリア原産のアカシア ポダリリフォリアは、近年では英名のパールアカシアとして市場に姿を現しています。この常緑の小高木は、高さが3~5mに成長します。その葉は、長さ3~4㎝、幅2㎝程度の長楕円形で、銀白色がかったビロードのような質感が特徴です。花期は1月中旬から3月上旬。枝先いっぱいに明るい黄色の小花を密に咲かせます。その小花の姿は、まるで真珠のように愛らしいです。木全体が黄色に彩られると、その美しい光景と芳香が周囲を包み込みます。開花後には、長さ4~7㎝の扁平な豆果が現れます。
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