★アガベ バスケスガルシア(Agave vazquezgarciae)の特徴:
- 原産地:メキシコ(ハリスコ州)
- 成長した株の特徴:常緑の多肉植物で、茎を持たず、美しい対称的なロゼットを形成します。高さ約175cm、直径約110cmにも成長し、存在感抜群です。成熟した株には、約70~80枚もの肉厚な葉が放射状に広がり、それぞれの葉の長さは40~90cm、基部近くの幅は10~17cmにも達します。数年の歳月を経て、高さ5~7メートルにもなる壮大な花茎を伸ばし、見事な花を咲かせます。開花後、ロゼットは枯れてしまいますが、その生涯で一度だけ見せるこの圧倒的な開花は、アガベ バスケスガルシアの大きな魅力です。葉の先端には鋭い棘があるので、取り扱いには注意が必要です。メキシコでは、標高1550~2100メートルの高地、火山性の岩場や崖地などに自生しており、松林やオークの森の中にその姿を見ることができます。

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