★ディンテランタス ポールエバンシー 南蛮玉(Dinteranthus pole-evansii)の特徴:
自生地は南アフリカ北ケープ州に位置するカルーという乾燥地帯です。海から遠く離れた、雨がほとんど降らない内陸部の、人々がほとんど足を踏み入れない高地に自生しています。その陶器のような白い色合いは石英の砂利への擬態となっていますが、同時に、現地の強烈な直射日光を反射する効果もあると考えられています。
★ディンテランタス(Dinteranthus)の特徴:
ディンテランタス(Dinteranthus)はそのユニークな外観から、多肉植物コレクターたちの間で大変な人気を集めています。リトープス(Lithops)と同じ成長習性をもつディンテランタスは、一般的に地上で生育します(ただし、ディンテランタス 綾耀玉(Dinteranthus vanzylii)だけはリトープスと同様に部分的に地下に生育し、葉の先端だけが土壌から露出します)。ディンテランタスは自生地の岩石に驚くほどよく似ていて、花が咲いていないときには探し出すのが困難なため、模倣植物とも呼ばれています。ディンテランタスは、小石のように見える外観から、「小石植物」や「生きた石」とも称されます。各種はそれぞれ特定の岩石環境に関連しており、他の場所では見つけることができません。したがって、同じディンテランタスでも、品種や産地によって色や形が大きく異なります。また、この擬態は、草食動物から身を守るための巧妙な戦略となっています。
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