★カッシア フィツラ(Cassia fistula)の特徴:
インド、スリランカ、バングラデシュ、ミャンマー原産のマメ科の落葉樹で、美しい黄色い5弁の花を付けます。満開時には黄色いシャワーを浴びているような見た目から、ゴールデンシャワー・ツリーとも呼ばれます。また、日本ではナンバンサイカチとも呼ばれます。果実は薬用とされ、樹皮からはタンニンが採取されます。日本では沖縄、奄美群島、小笠原諸島で見ることができますが、その他の地域では開花しません。モンスーン地帯に生息し、樹高は10〜20m、樹皮は黒色で平滑です。葉は偶数羽状複葉で、卵形から卵状長楕円形の小葉が4〜8対で成り立ち、葉腋からは鮮やかな黄色の総状花序が下垂し、芳香を放つ美しい花を咲かせます。その美しさはタイの国花に指定されるほどで、折り紙つきです。日本には1930年代に渡来しました。沖縄では6月の終わり頃に咲き、夏の訪れを告げる花とされています。
★カッシア播種について:
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