★プリトカルディア パシフィカ(Pritchardia pacifica)の特徴:
- 原産地:南太平洋(フィジー諸島〜トンガ諸島)
- 成長した株の特徴:高さ約10メートルに達する、単幹の常緑低木です。大きな団扇状の葉は最大で1.8メートルにまで成長し、葉腋から肉穂花序が伸び、黄褐色の両性花を咲かせます。
- 育成の際の注意点:ある程度の耐寒性がありますが、一般的に13〜16°C以下の温度は好まず、気温が氷点近くまで下がると生存が難しくなる恐れがあります。
- 簡単な育成方法:直射日光または明るい日陰を好み、肥沃で排水性の良い土壌が理想的です。温暖な気候で育てると良く、定期的に水やりを行い、土壌の肥沃度を高めるために堆肥や肥料を使用します。休眠期には施肥を控えめにしましょう。
- 和名:フィジーヤシ(フィジー椰子)
★播種について:
- タネの準備: タネに果肉やゴミが付着していないか確認し、不要な部分を取り除いて清潔にします。
- 水に浸す: 清潔にしたタネを24〜48時間水に浸け、発芽を促すために外側の種皮を柔らかくします。
- 播種: 鉢や平らな苗箱に排水性の良い種まき用の土を入れ、タネをそのサイズの1〜2倍の深さに植えます。
- 発芽環境: 鉢やトレイを温かい日陰に置き、適度な温度と湿度を保ちます。
- 湿度の維持: 発芽には数か月かかることがあります。発芽まで土の湿り気を保ち、カビや真菌の発生に注意します。
- 苗の管理: 発芽後も土を適度に湿らせたまま保ち、苗が十分に成長したら、個別の鉢に移植します。
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