★ヤトロファ フィッシスピナ(Jatropha fissispina)の特徴:
- 原産地: モザンビークを主な原産地とし、ケニア、タンザニア、ソマリアなどの沿岸地域にも自生
- 成長した株の特徴: 基部が肥大するコーデックスタイプの植物で、最大1m程度に成長します。学名の通り、幹や枝から生える鋭いトゲが特徴で、その先端は3つほどに割れ、まるで古代の甲冑のような力強い造形美を誇ります。厚い表皮は鈍い光沢を放ち、枝先からは産毛のある手のひらのような深く切れ込んだ緑色の葉を伸ばします。日本では冬季に落葉して休眠し、春から秋の生育期には控えめな花を咲かせます。
- 育成の際の注意点:
- 冬の管理: 寒さに弱いため、冬は最低10℃を保てる暖かい場所で管理し、休眠中は完全に断水します。
- 生育期(春~秋): 日当たりと風通しの良い場所で管理し、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
- 日照: 一年を通して直射日光によく当てることで、徒長せず硬く締まった株に育ちます。梅雨明け以降の雨ざらしも効果的です。
- 水やり開始: 春に芽吹き始めたら、徐々に水やりの回数と量を増やします。
- 肥料: 成長期の夏には薄めた液肥を与えるか、用土に緩効性肥料を少量混ぜ込みます。
- 毒性: 傷をつけると有毒な樹液が出るため、皮膚や目への刺激に注意し、手袋などを着用してください。
- 成長速度: 成長は極めて遅いため、焦らずじっくりと育てましょう。
- 別称:
- ヤトロファ エレンベッキー (Jatropha ellenbeckii)
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