★フォークイエリア フォルモサ(Fouquieria formosa)の特徴:
- 原産地:メキシコ、グアテマラ
- 成長した株の特徴:低木型の塊根植物で、高さ6〜8メートルに達することがあります。ボトル状の幹と硬く締まった質感が特徴で、幹や枝の表面は薄皮に包まれ、古い表皮は剥がれ落ちます。成長は非常に遅く、3〜4メートルの成木になるには数十年から100年以上かかると言われています。その独特の風合いと成長の遅さを生かし、盆栽風に育てられることが多いです。
- 育成の際の注意点:水を与えすぎると徒長しやすくなりますが、成長期に水を長期間切ると、葉からの水分蒸散を抑えるために葉を落とすことがあります。
- 簡単な育成方法:直射日光が当たる風通しの良い場所で育てるのが最適です。水やりは控えめにし、冬の間は完全に断水します。春以降は土が完全に乾いてから水を与え、秋から冬にかけては水やりを減らします。また、成長期には薄めた液肥を数回与えると良いでしょう。
★播種について:
- 土の準備:ココヤシピートやサボテン用土、または種まき用の土に2/3程度パーライトを混ぜたものを用意します。
- 播種:種子を土の表面にまき、軽く土をかぶせます。覆土は薄くするのがポイントです。
- 水やり:土が常に湿っている状態を保つように、定期的に霧吹きで水を与えますが、水浸しにならないように注意します。
- 管理場所:明るい場所に置き、温度を約25°C以上に保ちます。
- 発芽:発芽には通常3〜6週間かかります。
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