★キフォステンマ ユッタエ(Cyphostemma juttae)の特徴:
- 原産地:南アフリカ
- 成長した株の特徴:特徴的で太った幹を持ち、その幹からは紙のように剥がれる黄金色の表皮があります。また、比較的大きな葉を持ち、これらの葉は塊根植物としては珍しく多肉質で厚みがあります。さらに、ブドウ科の植物らしく、小さな赤い実もつきます。ただし、この実は有毒なので食べないようにしてください。
- 育成の際の注意点:乾燥地帯に自生しているにも関わらず、比較的水を好む傾向があります。しかし、水を多く与え過ぎると背が高くなり、株が腐敗しやすくなります。冬季は完全に断水し、春が来たら少しずつ水やりの回数と量を増やすようにします。
- 簡単な育成方法:一年を通して直射日光の当たる場所で管理します。成長期には土が乾いたらたっぷりと水をやりますが、でっぷりとした株に育てるためには、水やりの回数を少なくし厳しめにしましょう。
- 和名:ブドウ亀
★キフォステンマ ユッタエ(Cyphostemma juttae)播種について:
- 最初に、タネをサンドペーパーや爪やすりで軽くこすります。
- タネを水に24時間程度浸します。
- 1つのタネを1つのポットに植えます。使用する容器は幅5cm程度の小さなものが良いでしょう。
- 土は排水性に優れ、同時に適度な水分を保つことができるものを使用します。例えば、赤玉土とパーライトを半々に混ぜたものが適しています。
- タネを約1cmの土で覆います。ただし、土を強く押さないようにします。
- 土が均一に湿るまで水を与えます。
- ポットの温度を18〜24℃に保ちます。
- 土の表面が乾燥しないように気をつけつつ、同時に過度に湿気ることがないようにも注意しましょう。
- 発芽は不規則で、数日から数ヶ月かかる場合もありますが、ほとんどのタネは最終的に芽を出すので、根気強く待ちます。
- 湿度を保つためにポットにラップをかけている場合、発芽したらすぐに外します。
- タネが芽を出したら、最初はレースのカーテン越しの光などフィルターを通した日光を当て、少し成長したら直射日光を当てます。
● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。