★ジオヒントニア メキシカーナ(Geohintonia mexicana)の特徴:
- 原産地: メキシコ
- 成長した株の特徴: ジオヒントニア メキシカーナは、新種のサボテンで、ギザギザと多くの稜で覆われた球形をしており、成熟した時でも直径は10cm程度と小さめです。その表皮は青灰色で淡く、表面はまるで粉を吹いたようなマットな質感を持っています。時間とともに球体の基部はコルクのように木質化し、年月を重ねるごとに風格が増していきます。その生息範囲は限られており、成長も遅く個体数も少ないため、発見されたばかりの頃に無思慮なコレクターにより乱獲され、自生地では絶滅の危機に瀕しています。
- 育成の際の注意点: 強い日差しにより、表皮がカザブタのようになってしまうため、寒冷紗などを利用して適度に遮光すると良いです。また、蒸し暑さに弱いので、風通しのよい場所がおすすめです。冬季は、乾燥させた状態であれば一定の寒さに耐えることができますが、やはり暖かい場所での越冬が安全です。
- 簡単な育成方法: 春から秋の気温が高い時期がジオヒントニア メキシカーナの成長期です。サボテンにも関わらず成長期には意外と水を必要とします。ですが、木質化した株の基部は腐りやすいため、水やりはやや控えめにした方が良いです。特に大きな株は、潅水と乾燥を繰り返すことで均一に水分が行き渡るよう心掛けましょう。
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