ウェルウィッチア ミラビリス 奇想天外
Welwitschia mirabilis
- 原産地:アフリカ・ナミブ砂漠
- 成長した株の特徴:葉は一生にわたり2枚しか生えず、雌雄異株で、雌花と雄花は松笠のような形をしています。花は葉の付け根に穂状につきます。この植物は極暑かつ降水量が極めて少ない砂漠地帯に適応しており、葉の表面には厚いクチクラ層と気孔があり、大気中の湿気を吸収します。また、主根とスポンジ状の支根が広範囲に広がり、地下水を吸い上げると同時に葉を冷やしています。
- 育成の際の注意点:葉の付け根に成長点があるため、葉や付け根を傷つけないように注意してください。適温は30〜40度程度で、冬季の最低気温は約10度です。
- 簡単な育成方法:根の乾燥は致命的な問題ですので、いかなる場合でも根を乾かさないように注意しましょう。栽培時には、腰水を行います。腰水の水は2か月に1度程度、交換するようにしましょう。
- 和名:キソウテンガイ(奇想天外)
★播種について
- 温かい春や夏が播種に向いています。
- 羽のついている硬い外層種皮を剥いてください。
- 種子を数時間水に浸しましょう。
- 湿らせた土をポットに入れてください。移植が難しいため、ジフィーポット(小)がおすすめです。用土は清潔であれば何でも良いですが、有機物の少ない鉱物系用土がベストです。
- 土に軽く種子を押し付けるように、1ポットに1粒ずつ播きましょう。覆土は不要です。
- 3〜4日で発根します。発根したら種子の浮き上がりを防ぐため、軽く覆土すると良いでしょう。
2024/06/14
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