アガベ エボリスピナ ヘイフォード
Agave utahensis var. eborispina 'Hayford'
ℹ️ 基本情報
| 科名 | Asparagaceae |
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| 形態 | 多肉 |
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| 最終サイズ | ロゼット径およそ20–50cm(個体により変動する) |
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| 成長タイプ | 常緑 |
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| 生育期 | 春夏型 |
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🌍 原産地・環境
| 原産地 | 米国(ユタ州・ネバダ州周辺の乾燥地帯) |
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| 自生環境 | 岩だらけの斜面や砂漠性の断崖、標高700–1500mの乾燥した山地斜面 |
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| 耐寒性 | USDA 8-11 |
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🍃 特徴
| 葉 | 灰緑〜青灰色の披針形葉。葉縁に鋭い鋸歯があり、先端に長く白い(象牙色の)トップスパインが出るのが特徴 |
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| 花 | 多年生で成長後に花茎を伸ばして花を付ける(ロゼットは開花後枯れる);花は典型的なアガベの筒状花を多数付けるが、花色・詳細は個体差あり |
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| 学名の由来 | utahensis=ユタ州に由来する(ユタ産の意); eborispina=ebori-(ivory=象牙の意)+ spina(棘)で「象牙色の棘」の意; 'Hayford'=栽培名または登録者名(人名) |
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🌱 育成・管理
| 日照 | 日当たり良好(直射日光〜半日陰可だが強光を好む) |
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| 水やり | 休眠期は乾燥気味、水やりは生育期に控えめ〜適度(過湿を避ける) |
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| 育成の注意点 | 排水性の良い用土を用い、冬期の過湿を避けること。根は浅く横に広がるため浅鉢でも育つが夏の灌水で根腐れしやすい。寒冷地では雨除けが有効。播種・若苗は強い直射日光で葉焼けすることがあるため段階的に日照に慣らす。 |
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| 発芽難易度 | ★★★ 普通 |
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| 初心者向け | ◎ 育てやすい |
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🌰 種子情報
| 形状 | やや扁平〜不定形(アガベ種子に一般的な扁平な小粒種子) |
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| サイズ | 小粒(数mm程度) |
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| 特徴 | 暗褐色〜黒褐色で艶は控えめ、特別な処理不要(通常は播種前の浸水や低温処理は不要) |
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| 発芽適温 | 20-30℃ |
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| 発芽日数 | 7-21日(条件により前後) |
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| 実生の特徴 | 小さなロゼット形で灰緑色の葉を多数展開し、成長は遅め。幼苗期から葉縁の鋸歯と尖った芽先が現れる |
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| 播種のコツ | 清潔な浅鉢に多肉用または砂・軽石混合の排水性土を用いる。種子は薄く覆土するか表面に置き、軽く砂を振る程度にする。温度は20–30℃を保ち、用土は均一に湿らせる(過湿は避ける)。換気良く明るい間接光下で発芽を待ち、苗が本葉2–3枚になったら鉢上げする。冬期は低温で過湿に注意し、徐々に日光に慣らすこと。 |
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| 播種時期 | 春〜初夏(3–6月) |
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