プヤ レイモンディ
Puya raimondii
アンデス山脈のボリビアからペルーにかけて分布する特別な植物の種です。この植物は「センチュリー・プラント」として知られ、学名はプヤ レイモンディ（Puya raimondii）と呼ばれています。標高4,000メートルを超える高地に生息し、大型の多年生草本植物です。パイナップル科に属し、その放射状に広がる葉は直径・高さともに4メートルを超える球状の形を成します。この巨大なサイズに成長するまでには、なんと70～100年もの長い年月がかかります。そして、完全に成熟すると、数メートルの高さにまで伸びる花茎を生じ、地表から10メートル以上の高さにまで達します。このプヤ レイモンディは、「100年間生き続け、100年目に一度だけ花を咲かせて終焉を迎える」という特異なライフサイクルを持つことから、「センチュリー（世紀）・プラント」という名前が与えられています。
この特別な植物に魅了されたのは、イタリア人の研究者であるアントニオ・レイモンディさんです。彼は標高4,000メートルを超えるアンデスの高山に生息する植物の特異性を世界に広めた最初の研究者であり、その貢献を称えて学名に「プヤ レイモンディ」という名前がつけられました。
★播種について
小さなポット、もしくは育苗トレイに適度に湿らせた土をいれます。土の上に直接種を播いてください。この種は好光性なので土をかけすぎないよう注意しましょう。
本葉が出るまで土の表面に潤いを保ってください。発芽適温は18〜25度ですが、夜はこれより少し低くても問題ありません。通常４週間以内に発芽しますが、遅い個体は８週間以上かかる場合があります。
● 発芽率、品種名種小名に対する保証はございません。ショッピングガイドをご確認の上お買い求めください。
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