パキポディウム グラキリス
Pachypodium rosulatum var. gracilius
ℹ️ 基本情報
| 科名 |
Apocynaceae |
| 形態 |
塊根 |
| 最終サイズ |
高さ30–60cm程度(栽培環境で差がある) |
| 成長タイプ |
落葉 |
| 生育期 |
夏型 |
🌍 原産地・環境
| 原産地 |
マダガスカル |
| 自生環境 |
岩場や乾燥した斜面、岩の隙間に根を張る乾燥地帯の自生 |
| 耐寒性 |
USDA 10-11、霜に弱い |
🍃 特徴
| 塊根・幹 |
基部が球状〜壷状に肥大する塊根(コーデックス)で、表皮はしばしば灰白〜黄白色に見える |
| 葉 |
先端に細長い槍状の葉を束生し、乾季には落葉する |
| 花 |
星形に近い筒状の花を咲かせ、色は黄色〜白系で直径約2–3cm程度 |
| 学名の由来 |
gracilius = ラテン語で「細い、華奢な(葉や姿が細いことを示す)」 |
🌱 育成・管理
| 日照 |
明るい直射光〜半日照(強光に耐えるが夏季の直射は遮光可) |
| 水やり |
生育期はやや多めに与え、用土が乾いてからたっぷり。冬季は断水に近い管理で休眠させる |
| 育成の注意点 |
排水良好な用土を用い、過湿を避ける。冬は低温と過湿で腐敗しやすいため乾かして休眠させる。強光と高温には比較的耐えるが寒さに弱い |
| 発芽難易度 |
★★★★ やや難しい |
| 初心者向け |
△ 普通 |
🌰 種子情報
| 形状 |
扁平で羽状のない細長い楕円〜披針形 |
| サイズ |
小〜中(数mm〜1cm程度) |
| 特徴 |
褐色〜黒褐色、やや光沢があり風で散布されやすいが特別な処理は不要 |
| 発芽適温 |
22-30℃ |
| 発芽日数 |
7-21日 |
| 実生の特徴 |
初期は薄い茎と小さな葉を出し、根と基部がゆっくり肥大してコーデックスを形成する |
| 播種のコツ |
通気と排水の良い混合土(多肉用または砂質混合)を用い、表面を軽く覆土するか薄く覆って播種する。発芽まで基材を均一に湿らせた状態を保ち、温度は22–30℃を保つ。直射日光を避け、明るい半日陰で管理する。発芽後は徐々に日光に慣らし、過湿を避けつつ生育期に水を増やす。冬季は水を絞り休眠させる。 |
| 播種時期 |
春〜初夏(3-6月) |
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